PANDA セレクタ
FIAT-LOGO
基本スペック
全長:3.405m 全幅:1.51m
全高:1.485m 総重量:990kg
水冷直列4気筒SOHCエンジン
FF 1108cc
無段階変速オートマチック (ECVT)
左ハンドル 定員4名
当時のカタログから
我が家のパンダくん
 Color:Swift Red
1994年11月
京都ホリイトレーディングにて新車で購入
車両本体価格:160万円
付属品(クーラー、Wサンルーフなど):31万500円
諸費用:196,900円 
消費税:58,215円
合計2,165,000円(値引き615円!)
なぜ、パンダを買ったのか

 僕とイタリア車の出会いは92年12月に購入したアウトビアンキA112アバルトに始まります。パンダと同じ小型イタリア車ですが、チューニングメーカー・アバルトの手が入り “ミニマムスポーツ”とか“ボーイズレーサー”と呼ばれる乗っていてとてもHiな気分にさせてくれるクルマでした。 デザインも今のクルマにない丸さがあって、かわいい割には過激なヤツと言った感じでしょうか。

 車検を前にした94年10月、トラブルが起こりショップで見てもらうと 重症ではないものの修理に費用がかかるとのことでした。 もうすぐ子供が産まれるという時期でもあり、 奥さんも乗れるオートマ車で、安心して乗れる新車に買い換えることになりました。

 私の頭にはもうイタリア車しかありません。 AT仕様があり新車で買えるイタ車(あと100万円台で)といえばFIAT・PANDAしかありません! やっぱり「情熱の赤でしょう!」ということで色も決定、納車を待ちました。

トランポに乗せられてやってきたパンダは真四角でなかなかキュート! 乗り込もうとドアを開けると「薄っぺらー」、リアハッチ開けると「あーれーワイパーモーターむきだし・・・」、 走り出すとECVTに慣れずにギクシャク・・・、「200万円払ってこれかいな〜」というのが正直な感想でした。でも2台目のイタ車ということで免疫は出来ていましたので、すぐ気にならなくなりました(笑)

 乗り始めて10年を越えますが飽きの来ないデザインには感心させられます。 直線と平面で構成されていますが、それらのつながる角度やエッジの落とし方は美しく 一つの固まりとしてクルマを演出しています。
後ろ姿はとくに気に入っているスタイルで、スーパ−の駐車場で他のクルマたちと並んで停まっていてもひと目でわかります。今でも見とれてしまいます。

 というわけで「年々味わい深くなっていくなぁ」と思っている今日この頃です。なかなかかわいくて、いいヤツですよ、一度見に来てやってください。